【写真：Getty Images】

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）リーグフェーズ第2節、バルセロナ対ヤングボーイズの試合が1日（日本時間2日）に行われ、5-0で終わった。勝利したバルセロナのハンジ・フリック監督は、試合後、記者会見に登場し、チームの好調ぶりを称えた。スペインメディア『Relevo』が現地時間2日に伝えている。　 【リーグフェーズ順位表・対戦表】UEFAチャンピオンズリーグ24/25 　好調バルセロナが力の差を見せつけた。一試合で5得点以上を決める、通称“マニータ”は、今季すでに3回目。この試合で2得点を挙げたFWロベルト・レバンドフスキをはじめとする攻撃陣が波に乗り、チームを牽引している印象だ。なかでもFWハフィーニャは、ここまで公式戦10試合に出場し、6ゴールと3アシストを記録。まさに、大車輪の活躍を見せている。フリック監督は、「彼は常にベストを尽くしている。そして、そういう自分がチームにとって重要な存在だと理解しており、自信を持ってプレーしているんだ」と、この試合でキャプテンマークを巻き、1ゴールと1アシストを記録したブラジル代表を称賛した。 　両チームの実力差から、スコアはある程度予想できるものだったかもしれない。しかし、この試合では、FWアンス・ファティが63分に、MFフレンキー・デ・ヨングが75分に投入され、久しぶりにホームのファンにプレーを見せるという、嬉しいサプライズもあった。ファティについては実戦復帰の2試合目となったが、監督は、「ファティはとても良くトレーニングをしている。我々は、本来の姿に戻れるように、サポートしなければならない。彼に時間を与え、共にハードワークしていく。そのような扱いを受けて当然だ。向上心にもあふれ、態度も素晴らしい。我々は彼の復調を忍耐強く待たなければいけない」と、完全復活が待たれる21歳への信頼を口にした。 　さらに、「我々の目標は、今までよりもさらに良いプレーをし、毎試合、改善点を見つけていくことだと考えている。修正すべき点は沢山あるし、もっと良くなれる可能性もある。歩みを止めるつもりはない」と、チームをさらなる成長に導く覚悟を示した。タイトル奪還に向けて邁進するバルセロナの次の試合は、ラ・リーガ第9節、アラベスとのアウェイゲームで、日本時間6日23時15分にキックオフする。