都知事選で見えたオールドメディアの限界!動画シフトで新聞はどう生き残る?
メディアの危機 求められる役割の変化とは
今回の対談動画と記事が注目を集めた背景には、メディアに求められる役割が変化しつつあることがあるのかもしれません。 新田氏は自身でネットメディアを立ち上げた経緯について、大手マスメディアでの報道の限界を感じ新しいメディアのあり方を模索していたと振り返ります。
実際、毎日新聞は富山県での新聞配送休止を発表するなど、苦しい現状が浮き彫りになりつつあるのも事実です。 新田氏「今までと同じようなことをやってたら絶対にダメ」「石丸さんのような政治家側に言われる前にメディア側でやらなきゃいけなかった」 さらに、ネットのなかでもユーザーは流動化しており、動画や記事といったコンテンツの形にこだわらずに取り組むことが重要だと新田氏。その先に広告ビジネスといった新しい収益の可能性があると語りました。 水内氏「世の中の人が何を求めているのかっていうのを逆張りに考えてやらなきゃいけないことは確かなんだと思うんですよね」 MC伊藤由佳莉「(新聞かネットかという)見せ方にこだわるんじゃなくて、色々な媒体で受け取りたいものを受け取れる発信の仕方って大事なのかなと思ったりしますね」 ユーザーのライフスタイルに合わせてコンテンツを変化させる一方で、変えてはいけないものとして水内氏が挙げたのは徹底した取材と、情報の信憑性を担保する幾重ものチェック体制です。 それは匿名性の高いネットの世界において新聞が持つ強みであり、それを守るために「プライドでガチガチになっているだけではなくて、垢を落としながら考えてなきゃいけない」とコメントしました。 メディアの未来について、水内氏も新田氏もまだまだ語り足りない様子。 新田氏「年末あたり石丸さんとかもう1回呼んで『政治・メディア大討論会』とかやってもいいんじゃないですか」 続編があるかも?ご期待ください!