松山市の土砂崩れ 市が国交省から土石流防ぐための資材を借り受け
南海放送
7月に松山城の城山で発生した土砂崩れの復旧工事を進めている松山市が、国土交通省から土石流などを防ぐための資材を借り受けました。 きょう、国土交通省・四国山地砂防事務所から松山市に貸し出されたのは長さ5.6メートルの鋼管柱です。 この資材はコンクリートで固めた基礎の上に等間隔に並べることで、土石流が発生した際に流れてきた流木や石などをせき止める役割を果たします。 松山市は、7月に発生した土砂崩れの応急復旧工事として先月13日から斜面の工事を進めていて、今月20日からは鋼管柱を支える基礎部分の施工に取り掛かっています。 松山市市街地整備課 金浦正臣主幹: 「緑町で行っている応急対策で使わせてもらい、なるべく早く作業が終わるように松山市としても工事を進めていきたいと考えている」 松山市は来月上旬までに設置を完了する予定だということです。