埼玉県で専門家会議 終了後に大野知事が会見(全文2)療養先の基準を作る段階
判断は調整本部が担うのか
ただ、そこは柔軟に見ていかないと、患者さんって一定の状態に100%いるというわけではないので、そこの管理は絶対必要ですし、それから今日、話もあったんですけれども、軽症の患者さんは最初の段階では入院してた人で軽症になっていた方を優先的に、例えば施設とか、やったほうが、一度安定した人がひっくり返る、ひっくり返るというのはもう1回元に戻る割合よりは、最初から軽症だと思われている人が中等症に向かっていくほうがよりリスクが高いので、先に良くなった人にまず、引き算ですよね。行っていただいて、だんだんその状況というのは増えてくるでしょうから、そのあと最初から軽いのでおうちでとか、あるいは施設でというような形になると思います。 非常にベッドコントロールがそこの部分は担当の方、苦労されると思うんですけれども、できるだけあまり固く、ある線だからすぱんと決めないほうが私はいいんじゃないかと思って、そういうような提言をしました。 読売新聞:そういう役割はこの間、設置した調整本部が考えるということでしょうか。 大野:そうですね。調整本部がやると思います。それで恐縮なんですが、このまさに件については、岡部先生、もう1問ぐらいでよろしいですか。それ以外の分は私、残ります。 岡部:僕もいいですよ。 大野:大丈夫ですか。 岡部:大丈夫ですよ。 大野:じゃあ大丈夫です。 岡部:どうせこのあとは。 大野:そうですね。大丈夫です。失礼しました。
待機患者が亡くなったケースは?
共同通信:すいません、共同通信の平川です。今、問題になっていることとして、待機の患者さんの多さと期間が延びている方が多くいらっしゃることだと思うんですけども、まず現状待機のような状況で、それで亡くなられたケースというのはあるんでしょうか。それはないんでしょうか。というのともう1点、待機の方が増えている状況に対して、岡部さんとしてどういうふうにその状況を見ておられるか教えてください。 大野:すいません、まず待機で亡くなられた方については、ちょっとすいません、私、それについて公表していいのかどうかの権限は分からないので、ちょっと確認させてください。 岡部:もちろん待機があるというのは良くないことですし、東京都内でも実際には待っておられる方が発生しているというので、それが軽症の患者さんを含めて全部が特定の医療機関に入っているということの問題なので、そこをできるだけそういうところから、いい方についてはもうちょっと軽く見られるといいますか、様子を見られるようなところに先ほどの引き算をしていって、それでそこに待機している方をなるべく早く、もしおられるならばそういう方を動かすということが必要になってくると思うんですね。 実際に東京都内ではそういうような状況が続いているので、空けたところですぐに患者さんが入ってくるというようなことも現実なので、それだけに医療体制をきちんと変えていって、普通の医療体制じゃないやり方をやらなくちゃいけないだろうと思います。 繰り返しになりますけども、重症の患者さんが増えるということは軽症の方もひっくるめて多くなるわけですから、こちらの方になんとか少なくしてって、その分子である重症の方を少なくしたい。もし重症になっちゃった場合はできるだけ早く医療に近づけたいというのが一番キーポイントだと思います。 男性:どうぞ、お願いします。