和歌山パンダの赤ちゃん13日から公開へ「手足の動きに力強さ」
和歌山県白浜町の動物園や遊園地があるテーマパーク「アドベンチャーワールド」は10日、今年8月14日に誕生したジャイアントパンダのメスの赤ちゃんを13日から公開すると発表した。 【拡大写真付き】和歌山パンダの赤ちゃん母乳を自力で飲む 2頭目は死産
10日現在で体重は604グラム、全長は31センチ
このパンダの赤ちゃんは、8月14日午後10時32分、飼育している雄のジャイアントパンダ「永明(えいめい)」と雌の「良浜(らうひん)」との間に誕生した。 出生時の全長15.5センチ、体重75グラムと、これまで同園で生まれた赤ちゃんの中で最も小さく生まれた。体が小さかったため自力で母乳を飲むことができず、飼育員が24時間体制で授乳のサポーするなど見守りを続けた結果、10日現在で体重は604グラム、全長は31センチにまで成長した。
「鳴き声にも力強さが感じられる」
こうした成長に伴い、体毛量も増加しており、白黒模様もしっかりと現れてきた。間もなく、目も開き始めるころだという。同園は「手足の動きや鳴き声にも力強さが感じられることから、公開を決定した」としている。 公開は13日から同園のブリーディングセンター屋内で行われる予定で、時間は午前10時15分から同35分。午後2時40分から同3時まで行われる。良浜と親子で公開する。 また、公開とともに名前の募集も13日から11月16日まで行われる予定。詳細は同園の公式サイトで。