クロップ、レッドブルグループのグローバルサッカー責任者に就任した理由を説明「何が有用かを見て、感じて、発見したい」
レッドブルグループのグローバルサッカー責任者に就任したユルゲン・クロップ氏が、SNSを通して就任理由を説明した。 クロップ氏は、2008年から2015年まではドルトムントを率いて2度のブンデスリーガ制覇を経験。2015年にリヴァプール指揮官に就任すると、2018-19シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)、2019-20シーズンにプレミアリーグ制覇を成し遂げた。 2024年夏にリヴァプールに別れを告げて以降、フリーの状態となっていたクロップ氏は今回、レッドブルグループのグローバルサッカー責任者に就任することが発表され、報道によれば、RBライプツィヒやレッドブル・ザルツブルク、ニューヨーク・レッドブルズの指導者をサポートする戦略的な役割になると伝えられている。 そんな中、クロップ氏は自身のSNSを更新。レッドブルでの今後の仕事について、新しい経験への欲求が理由の一つだと説明した。 「私はまた学びたいんだ。サッカーにとって何が有用かを見て、感じて、発見したい。3日ごとに試合をしなければならないと、そのための時間がほとんどないんだ。数ヶ月前、私はもうサイドラインに立つ姿を想像できないと言った。それは今でも変わらない。だが、私はサッカーを愛し続けているし、働くことも大好きだ。レッドブルは私にそのための完璧なプラットフォームを提供してくれる」 新しい仕事では「長年にわたって蓄積してきた経験を共有したい」と語ったクロップ氏。「私たちは皆、もっと成功している監督がいることを知っている。しかし、私のキャリアの中で、昇格のために戦い、降格と戦い、タイトルとトロフィーのために戦ってきた。時には失敗し、時には成功した。それに対処するのは簡単ではない。だけど、それは可能なんだ」とメッセージを伝えている。