27人中10人が“185cm以上” サウジメディアが日本選手の「大型化」を警戒
特にDFとGKが大型に
現地時間10日に開催されるワールドカップアジア三次予選(最終予選)でサウジアラビアと対戦する日本代表。 開幕戦の中国戦を7-0、続く2戦目バーレーン戦5-0と2戦共に連勝し波に乗る森保ジャパンだが、3戦目で対戦するサウジアラビアは、これまでアウェイでは未だに勝利したことがなく、9月の2連戦とは違った難しい展開が予想される。 そんなサウジアラビアだが、母国メディア『Arriyadiyah』は今回の日本の召集メンバーの身長に注目しており、「これまでと反して、日本代表の選手の3分の1以上が高身長 アジア大陸の最東端に位置するこの国の人々は身長が低すぎるというイメージを覆す」というタイトルで日本選手のメンバーの中で185cm以上ある選手を挙げている。 今回の日本の召集メンバーのうち、185cm以上ある選手は、GKの鈴木彩艶(190cm)、大迫敬介(188cm)、谷晃生(187cm)、DFの望月ヘンリー海輝(192cm)、町田浩樹(190cm)、板倉滉(188cm)、関根大輝(187cm)、瀬古歩夢(186cm)、谷口彰悟(185cm)、FWの小川航基(186cm)の10人で、特にDF、GKの選手のほとんどが高身長となっている。これらを踏まえ同メディアでは「かつて日本人は身長が低いことで有名だったが、今では前よりも身長が高くなり、現代のランキングでは世界一背の低い民族には入っていない」とかつての日本代表と比較し、今回の日本の選手たちを警戒した。 「アジアのチームは、クロスボールを防ぐためにGKの高さに頼り、またヘディングシュートを狙う際に相手にとって脅威となるDFにも頼っている」と近年のアジアのチームの特徴を踏まえ、それが今の日本代表にも当てはまると言及した。 ちなみに今回のサウジアラビアの選手で185cm以上の選手は8人。うち4人がGKでDF、MFでそれぞれ2人ずつとなっている。両チームの平均身長は日本は180.70cm、サウジアラビアは180.25cmとほとんど変わらないようだが、日本は空中戦で優位に立てるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部