ブルペンも短期決戦モードに ソフトバンク石川柊太、残り2試合の中継ぎ待機の可能性に決意「冷静に熱く立ち向かっていけたら」
◆SMBC日本シリーズ2024 第6戦 DeNA―ソフトバンク(2日、横浜) 雨天中止 ■ラオウ?アンパンマン?暗雲切り裂く栗原陵矢の謎ポーズ【写真】 ソフトバンクの石川柊太投手(32)が残り2試合を臨戦態勢でスタンバイする。小久保監督は、石川の起用について第6戦以降は中継ぎ待機の可能性を示唆。負けたら終わりという崖っぷち状況で、過去4度のシリーズ出場という豊富な経験を誇る右腕が出番を待つ。 全体練習に参加した石川は「しっかりとアジャストできるように準備する。期間は短いのでイメージできたらいい」と覚悟を示した。10月30日の第4戦(みずほペイペイドーム)では、先発で6回途中1失点。これまで4勝無敗だった日本シリーズで自身初黒星を喫したが、粘り強い投球をみせた。 今季も先発、救援の両方をこなした石川がブルペンに入ることで、負けられない一戦に臨む投手陣の起用の幅が広がる。「自分の中で冷静に熱く立ち向かっていけたら」。これまでの経験を生かし、任された役割に徹する決意打を示した。 出番を迎えた場合は厳しい状況での登板が予想される。「1点も取られない。それだけに尽きる。シンプルなんで。ここまできたら」。チームを救うイメージを思い描く。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】
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