日ハムドラ1・柴田獅子、入寮で持ち込んだのは生活用品だけ「早く野球したい」おみくじ&タクシーでは”運”も
日本ハムのドラフト1位・柴田獅子投手(福岡大大濠高)が6日、千葉県鎌ケ谷市の選手寮「勇翔寮」に入寮。「野球選手としてのスキルを鎌ケ谷で磨き、1日も早く1軍で活躍したい」と心をたぎらせた。 投打に無限の可能性を秘める右腕が日本ハム時代に大谷翔平選手(米ドジャース)を育てた寮の門をたたいた。持ち込んだのは生活用品くらい。「早く鎌ケ谷で野球がしたい」と、野球漬けの生活を送る決意だ。 初詣で引いた最初のおみくじは中吉。しかし、「大吉以外は見えていない」と引き直して、2度目で大吉をゲット。その御利益か、この日に羽田空港から勇翔寮まで乗ったタクシーの運転手がたまたま鎌ケ谷の出身で、スムーズに到着することができたという。小さなことでも「負けるのは嫌いです」と妥協しない逸材が、幸先よいスタートを切った。
中日スポーツ