新生ラツィオで称賛受ける鎌田大地、王者インテルとのビッグマッチでも現地メディアが揃って先発予想!幹部は来季の残留に手ごたえ「いまのところは…」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】MF鎌田大地の所属するラツィオは、日本時間20日のセリエA第37節において新王者インテルとのビッグマッチに挑むが、イタリアメディアは鎌田のリーグ戦8試合連続先発を予想している。 【動画】ラツィオ×エンポリ|ハイライト セリエA第36節
今年3月にイゴル・トゥドルが監督に就任して以降、首位インテルや好調アタランタに匹敵するペースでポイントを刻み、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権の確保を目指して追い上げを見せる7位ラツィオ。日本時間20日に予定されている第37節では、新王者インテルとのビッグマッチに敵地で臨む。 そんな中、イタリア紙『Corriere dello Sport』は17日、正GKイヴァン・プロヴェデルのケガからの復帰に伴い、前節のエンポリ戦で好パフォーマンスを見せて「(スタディオ)オリンピコの偉大な主役」となった若手GKフリストス・マンダスによるポジション争いに注目した。 また、中盤においては、鎌田大地がリーグ戦8試合連続でスタメンに名を連ねることを予想。「サンシーロでは、カマダとのペアで(マティアス)ベシーノに出番が巡ってくる可能性がある」と綴り、ウルグアイ代表MFと共に3-4-2-1のボランチで出場する見通しであることを伝えた。 イタリアメディア『Sky Sport』もまた、王者インテルの今シーズン最後のホームでの一戦に注目。鎌田がベシーノと共に先発出場することを予想したほか、『Mediaset』も「守備的MFは、ベシーノの隣にカマダが確実になっている」と綴って、同様の見立てをしている。一方、『La Gazzetta dello Sport』紙は、現時点で鎌田とマテオ・ゲンドゥージがボランチのコンビを組むと予想している。 鎌田は、前節のエンポリ戦において印象的なパフォーマンスを見せ、途中交代時にオリンピコの観客から拍手が送られたほか、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣やイタリア紙などからも称賛が相次いだ。 そんなラツィオMFを巡っては、今シーズン終了後に期限を迎える1年契約の延長の有無が現地で話題となっており、地元メディアのインタビューに応じたクラウディオ・ロティート会長に続いて、アンジェロ・マリアーノ・ファビアーニSD(スポーツディレクター)も16日、地元ラジオ局『Radiosei』の番組内で言及している。 「カマダの運命は彼自身の手にある。最後に彼の代理人と話した時点では、カマダは現状において幸せであるとの印象を受けた。いまのところは100%残留すると言えるだろう。明日、状況が変わることもあり得るがね…」 試合情報 インテル vs ラツィオ 試合時間:2024年5月20日(月)日本時間1:00 会場:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ