【卓球】国際大会で日本選手が躍動、張本智和が三冠&シングルスで妹・美和との兄妹V達成!
日本選手が全5種目で戴冠。張本智和が三冠に輝く
6月25~30日にかけて、チュニジア・チュニスで開催された国際大会・WTTコンテンダー チュニス。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で頂点が争われ、日本選手が全種目で頂点に立った。 〈男子シングルス〉 優勝:張本智和(智和企画) 準優勝:宇田幸矢(協和キリン) 3位:篠塚大登(愛知工業大)、松島輝空(木下グループ) 男子シングルスは、日本勢が4強を独占。そんな中、準々決勝から決勝まで、フルゲームにもつれる同士討ちを三度制した張本智和(智和企画)が、日本のエースとしての意地を見せつける優勝を果たした。また張本智は、松島輝空(木下グループ)との男子ダブルス、早田ひな(日本生命)との混合ダブルスでも頂点に立ち、今大会三冠を成し遂げた。 〈女子シングルス〉 優勝:張本美和(木下グループ) 準優勝:大藤沙月(ミキハウス) 3位:朱芊曦(韓国)、長﨑美柚(木下グループ) 女子シングルスは、準決勝で朱芊曦(韓国)に3-0、決勝では大藤沙月(ミキハウス)に4-0で勝利した張本美和(木下グループ)が優勝。要所で確実に得点する勝負強さ、緩急自在のバックハンドを武器に安定した勝ち上がりを見せた。 〈男子ダブルス〉 優勝:張本智和/松島輝空(智和企画/木下グループ) 準優勝:黃彥誠/馮翊新(チャイニーズタイペイ) 3位:チャイエブ/ハロウフィ(チュニジア)、ボウロッサ/ドア(フランス) 男子ダブルスでは、張本智/松島輝空(木下グループ)がWTTシリーズ初のタイトルを獲得。お互いが高い技術力を発揮し、決勝では黃彥誠/馮翊新(チャイニーズタイペイ)を3-0で下した。 〈女子ダブルス〉 優勝:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス) 準優勝:チタレ/ゴルパテ(インド) 3位:パラナン/S.サウェータブット(タイ)、キム・ソンジン/ユ・シウ(韓国) 女子ダブルスは、準決勝でパラナン/S.サウェータブット(タイ)とのフルゲームにもつれる苦戦を乗り越え、決勝ではチタレ/ゴルパテ(インド)にストレートで勝利した大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)が優勝。6月3~9日にかけて行われたWTTコンテンダーザグレブに続くWTTタイトルとなった。 〈混合ダブルス〉 優勝:張本智和/早田ひな(智和企画/日本生命) 準優勝:K.カールソン/C.シェルベリ(スウェーデン) 3位:シャー/チタレ、グナナセカラン/アクラ(ともにインド) 混合ダブルスは張本智/早田ひな(日本生命)が決勝でK.カールソン/C.シェルベリ(スウェーデン)との激闘を制して優勝。ランキングポイント「400」を獲得し、パリ五輪混合ダブルスの第2シードを争う世界混合ダブルスランキング(ペア)2位の林鐘勲/申裕斌(韓国)との差を縮めた。