DeNA・戸柱恭孝がCS6試合連続安打 チームは3勝3敗タイに持ち込まれるも攻守で存在感
(JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ、巨人1-0DeNA、第5戦、3勝3敗、20日、東京D)快音が止まらない。DeNA・戸柱恭孝捕手(34)が五回に山崎伊の浮いた直球を捉え二遊間を破った。CSでは阪神とのファーストステージ第2戦から6試合連続安打。「バットは振れている」との言葉通り、状態の良さを示した。 【写真】DeNA・浜口遥大が4回1安打無失点「長いイニングよりも一人ずつアウトを積み重ねていくこと」 巨人とのファイナルステージでは全5戦で先発マスクをかぶり、浜口とバッテリーを組んだこの日は4回1安打無失点と好投を演出。直球で押しつつ要所でチェンジアップを織り交ぜ、巧みな押し引きで巨人打線を抑えた。 ペナントレース終盤から山本、伊藤と相次いで捕手が負傷離脱した中、攻守でチームを支えている。レギュラーシーズンの出場こそ46試合にとどまったが、CSでの存在感は絶大だ。相川ディフェンスチーフ兼バッテリーコーチは「いい準備をしてくれていたことに尽きる」と実感を込めた。 八回先頭では右前打を放った。ここで代走を送られた。3打数2安打。チームは3勝3敗のタイに持ち込まれたが、戸柱が攻守で最後の力を振り絞る。