父親を殺害の疑いで長男逮捕 生活に困窮してたか
福岡市早良区の団地で高齢男性が殺害された事件で、逮捕された同居する長男は、コロナ期間中に職を失い生活に困窮していた可能性があることがわかりました。 警察にによりますと、福岡市早良区の無職・武石伸介容疑者(47)は11日夜、同居する父親の昭一さん(76)を殺害した疑いがもたれています。 武石容疑者は、昭一さんと二人暮らしで警察の取り調べに対し「首を絞めて殺した」と容疑を認めています。 その後の捜査関係者への取材で、武石容疑者は、居間で就寝中の昭一さんを殺害後、遺体に掛布団をかけていて、犯行の数時間後に車で佐賀県へ逃走していたことがわかりました。 また、昭一さんには、持病があり、2日に一回ほど病院に通っていて、武石容疑者は毎回付き添っていたということです。 武石容疑者はコロナ期間中に職を失っていたということで、生活に困窮していた可能性もあるとみて動機などについて詳しく捜査しています。
九州朝日放送