旧車乗りの日焼け対策とは? 1990年式ゴルフⅡに夏の準備を施す
リアドアのガラスは細いピラーがあるため左右で4面。リアガラスと合わせると、ガラス面は合計5面だ。貼り付けたスモークフィルムの型番は「ルミクールSD NS-020」。フロント左右には「ルミクールSD UV8000」というフィルムを貼り付けた。
完全に乾くまでには天気が良ければ丸1日以上、雨などなら丸2日ほどかかるとのこと。ドアの内側にフィルムが入り込んだ部分は渇きが遅く、乾くまではガラスを開けないようにとの話だったので、うっかり触らないよう、ウインドーの開閉スイッチにテープを貼っておいた。作業にかかった時間は約2時間半、施工代は5万円ほど。知り合いということでかなり“勉強”してくれたようだ。
■サンシェードはキラキラしていないものを選択、理由は? 露天駐車オーナーの必需品、フロントガラス用のサンシェードはCOX製を用意した。 駐車中の車内温度の上昇を抑えるだけであれば、Amazonやカー用品店で2,000円~3,000円程度の商品が簡単に手に入るけれど、それらはほとんどが表裏ともシルバーのキラキラしたモノ。一方、少しお高い1万円のプライスタグを掲げるCOX製は、シェードの表側にブラックの生地を使用しているため、装着感を抑えることができる。これなら、設置している間(つまり、不在の時間)も注目を集めにくい。
ゴルフ1~3を主要適合車種として設計しているのでサイズはピッタリ。生地に厚みがあるので耐久性もありそうだ。表面の角にクラシカルな「COX SPEED」のロゴが控えめについているところも気に入っている。さて、今年の夏も昨年同様に暑くなるのだろうか。 ■ 原アキラ はらあきら 1983年、某通信社写真部に入社。カメラマン、デスクを経験後、デジタル部門で自動車を担当。週1本、年間50本の試乗記を約5年間執筆。現在フリーで各メディアに記事を発表中。試乗会、発表会に関わらず、自ら写真を撮影することを信条とする。
原アキラ