女性技術者つなぐネットワーク構築 JX金属がDE&Iイベント開催
JX金属は、同社グループ内の女性技術系社員同士をつなぐネットワークを構築し、キャリアモデルを共有する取り組みを進めている。 【関連写真】グループディスカッションの様子 9月には日立事業所(茨城県日立市)で多様性(ダイバーシティー)、公平性(エクイティー)、受容(インクルージョン)を掲げたDE&Iイベントを開催。拠点、職種、年代の垣根を越えて女性技術系社員の参加を促し、同社社外取締役で早稲田大学教授で創造理工学部長・研究科長の所千晴氏による基調講演やグループディスカッションなどを行った。 会場に集まったのは女性技術系社員だが、工場勤務の技術系男性社員による育児休暇の経験や仕事と育児の両立を巡る試行錯誤を取り上げたパネルトークも実施。その様子をオンラインで配信し全社を巻き込む議論のきっかけづくりも狙った。 オンライン参加した社員からは「企業においてダイバーシティーがなぜ重要と考えられているのか、よく理解できた」「同じ会社で働く子育てパパの本音について知ることができ、共感するところがたくさんあった」といった感想があった。
電波新聞社報道本部