「インフルエンザ」の感染者数が増えている都道府県ランキング 「福岡」「長野」などで特に増加【2024年12月1日時点データ】
免疫力が落ちやすいこの季節、気になるのは感染症の流行状況です。冬はインフルエンザの流行シーズンですが、地域によってそのピークは異なります。そこで今回は、厚生労働省が毎週発表している「インフルエンザの発生状況」を見ていきましょう。 【画像:ランキング47位~1位を見る】 (出典元:インフルエンザに関する報道発表資料 |厚生労働省) 11月25日から12月1日までの1医療機関(定点)あたりの感染者数は、全国的に前週より「2.98」人増加しました。先々週と先週の比較では「0.48」人だったことを踏まえると、全国的にインフルエンザが流行傾向にあるといえます。 沖縄県を除くすべての都道府県で感染者数は増加している状況であり、その中でも上位2県は以下のようになりました。
●第2位:長野県(4.98)
2番目に定点当たりの感染者数が先週と比べて増加したのは「長野県」となっています。増加幅は「4.98」人で、「県内は流行期に入っており、今後、更なる患者数の増加が見込まれます」と長野県は発表しています。地区別では「松本市」「大町」地域で、とくに感染が多く報告されているようです。
●第1位:福岡県(5.64)
一番増加幅が大きかったのは、先週比「5.64」人の「福岡県」です。前週時点でも前々週に比べて「2.3」人と全国2位という高水準の増加となっていましたが、さらに感染が広がる結果となりました。福岡県は流行状況は注意報の基準値を超えたと発表しています。
波止場の鯱