「命の尊さを学んでいる」農業高校生が和牛「けんじ」と目指す「和牛甲子園で日本一」
牛の寝床に敷かれる敷料には一般的に、もみ殻やオガクズを使用します。3人はそれに竹チップを加えました。 竹は近くの農家から譲ってもらいました。 竹の効果で、糞尿などの匂いが軽減され、「けんじ」のストレスが減るのでは、と考えたのです。 果たして「けんじ」の反応はどうなのか、炎天下の牛舎の中では5分ごとに行動観察が行われていました。5時間にわたって続けるんだそうです。 冨士原圭希アナウンサー「今の状況は?」 向井優希さん「休息しています」 5時間に及んだ観察の結果は? 向井優希さん「前回よりも休息が増えていて、ストレスなく、リラックスして過ごせているなと感じます」 3人が「けんじ」とともに日本一を目指す「和牛甲子園」は来年1月に東京で開催されます。 冨士原圭希アナウンサー「和牛甲子園の目標はなんですか?」 向井優希さん「体験発表会(取組評価部門)でも枝肉評価部門でも最優秀賞をとることです」 ■「命の尊さ」を学び牛の世話を 冨士原圭希アナウンサー「牛をかわいがっている部分とその命を我々がいただくところをそれぞれどのように捉えていますか」 森内まおさん「『けんじ』がお肉になるっていうのは決まっているので、『けんじ』のためにも食べてくれる人たちのためにも、美味しいお肉になるように頑張ってお世話していきたいと思っています」 津田舞香さん「高校に入ってからより思いとか、命の尊さをすごく学べていると思います」
RKB毎日放送