【ハイ彩速!】 『彩速ナビ』などケンウッド2024年モデルの注目ポイントをチェック!
2タイプの9型HDディスプレイ搭載機が登場
ケンウッドは1990年代からおよそ30年もの間、時代のニーズに合わせたモデルを継続的にリリースしており、独自の技術やノウハウを投入したモデルを数多く揃えている。 【写真】彩速ナビTYPE MとディスプレイオーディオDMX5523S、写真はこちら (4枚) このたび、『彩速ナビ』のフラッグシップ『TYPE M』が2024年モデルへとチェンジされ、10月下旬より発売。ラインナップは『MDV-M911HDF(オープン価格/実勢価格・以下同 17万円前後)』、と『MDV-M911HDL(16万円前後)』の2機種を用意する。 MDV-M911HDFは2DINサイズの本体にディスプレイユニットを組み合わせたフローティングスタイルで、幅広い車種に装着ができる。一方MDV-M911HDLはダッシュボードの9型純正ナビのスペースに納められるインダッシュスタイルで、対応車種は限られるものの純正品同様のスマートな装着感が得られる。 両モデルともディスプレイには9型HDパネルを採用しており、純正ナビで多く使われている7型WVGAパネルに比べるとサイズは約1.7倍、解像度は2.4倍と大きくて高精細。運転中でも地図情報やルートガイドを素早く読み取れ、エンタメソースはリアル感たっぷりに楽しめる。彩速ナビの「彩」は色の鮮やかさをイメージしたネーミングであるだけに、美しさも抜群だ。
高機能に加えて使い勝手を一段と高めた
従来モデルでもナビ機能、エンタメ機能は業界トップレベルであったが、今回は使い勝手を一段と高める改良が施された。もっとも注目したいのはスマホとの連携で、iPhoneはApple CarPlay、AndroidスマホはAndroid Autoを介して対応スマホアプリを本機上でコントロールできる。 しかも新たにワイヤレス接続に対応したため、クルマに乗り込むたびにケーブルを接続する必要が無くなり、スマホをカバンやポケットに入れたままで自動認識して通信を行える。内蔵機能と同様、音楽再生やハンズフリー通話、メッセージの送受信、ニュースや天気情報の取得、ナビアプリの利用など、Apple CarPlay/Android Autoの便利機能を活用できる。 そのうえ彩速ナビに内蔵されているナビ機能とスマホにインストールされているナビアプリをボタン操作によってワンタッチで切り替えることが可能。状況に応じて瞬時に使い分けられるのだ。 そして操作性を高める独自のユーザーインターフェース『オーガニックGUI PLUS』を搭載。地図画面上に使用中のAVソース情報と走行情報を子画面として表示でき、サイズは小、中、大、特大と、2.9インチ相当から6.5インチ相当まで好みに合わせて4段階に変えられる。 音声操作については起動方法をボイストリガーとボタンの2種類から選べるようになり、どちらも運転姿勢のまま安全に利用できる。ボイストリガーは「ハイ彩速」とナビに話しかけ、ボタンの場合は純正ステアリングリモコンを、ハンドルを握ったままで操作できる。