【独自】兵庫県職員の告白「斎藤知事のヤバすぎる実態」…内部告発文書で名指しされた総務課長の「自殺」説も
女性スタッフは手が震えて
現役兵庫県職員のAさんが語る。 「斎藤知事はちょっとの距離を歩かされることも嫌います。車をドアの前まで横づけしないととたんに機嫌が悪くなるのです。『ちゃんとしろ』『事前に下見してんの! 』と叱責された職員はかなりいます。 何かの会合で、兵庫県内の市長か国会議員が先に来ていたので、斎藤知事は1分ほど車の中で待たされると『なぜ待たされるの? 知事やぞ! 』と激怒して車のシートを蹴っていたそうです。会合でもムッとした顔で、市長だか国会議員を睨みつけていた」 このAさんへの取材中、部下であるBさんも、急遽、県庁から駆けつけて現代ビジネスの取材に応じてくれた。 「斎藤知事が視察に行った時です。車が建物に入ってきてお出迎えをしたのですが、『ちゃんと頭を下げろ』『知事が来たんだぞ』と斎藤知事からすごい勢いで怒鳴りつけられました。 近くにいた女性のスタッフはあまりの剣幕に手が震えて、エレベーターのボタンがうまく押せないほどでした。私自身が目の前で見たことですから間違いない。 他にもあるが、これ以上言うと、W氏のように斎藤知事から報復を受けるのでご勘弁下さい。百条委員会で呼ばれれば話しますが……斎藤知事は本当に恐ろしいんです」 Aさんによれば、斎藤知事が最も「兵庫県内で嫌っている」とされる一人が前明石市長の泉房穂氏だという。知名度が高い泉氏は、県と明石市の問題でも直接、斎藤知事に携帯電話で連絡してきたという。 泉氏もXでこうポストしている。 《電話は何度もしていますが“着信拒否”なのか、瞬時に「接続できません」との表示がでます。今も電話しましたが、同じです。》 《『知事の着信拒否』の件。明石市長としては、別に“知事の声”を聞きたいわけではない。責任者としての『方針』を確認したいだけだ。》 だが斎藤知事は「暴言の明石市長が何様だ」と言わんばかりに携帯電話を着信拒否したのは有名な話だとAさんは証言する。それ以来、斎藤知事は、泉氏の対応を側近に押し付けたという。 2021年10月、明石市で開催された「全国豊かな海づくり大会」のプレイベントで、当時市長の泉氏が運営事業者に「業者を変えてやる」「それでもプロの仕事か」と暴言を吐いたとメディアで報じられた。「火をつけろ」発言で炎上した過去もあった泉氏の名前はさらに知られることになる。そこにに斎藤知事が絡んでいたというのだ。 「泉氏の発言をメディアにリークして炎上させたのが、斎藤知事の側近部長でした。兵庫県から明石市に抗議をしたものの、泉氏が猛反撃。泉氏を嫌う斎藤知事のために、部長がウラで動き、マスコミに事実ではないネタを流したというのがもっぱらの噂です。実際、泉氏批判が沸き上がると、斎藤知事は大喜びでした」(Aさん)
【関連記事】
- 今も逃亡中…リーマンショックの引き金を引いた男と「共犯」し、大金をだまし取った「クロサギ」の正体
- 「あなたの名前はニューヨークで有名になっている」371億詐取「山一」元証券マンの逃避行がヤバすぎる…銀行口座に隠した裏ガネが凍結された日《話題作「リーマンの牢獄」の核心》
- 【金融界騒然の実話】香港とシンガポールを往復して逃亡生活…371億詐取「リーマンの牢獄」齋藤が明かす「東京地検特捜部と繰り広げたチキンレース」【リーマンの牢獄】
- 経済学者・岩井克人氏が明かす『リーマンの牢獄』は何が凄いのか…2024年最大の問題ノンフィクションを巡って
- 【現代資本主義の黙示録】371億円詐取が発覚、有り金18億を「共犯者」に渡した私は、グアムの海で証拠隠滅した【先行公開】