女子中学生を殺害した疑いで男を再逮捕「認めない」容疑を否認 警察「動機は今後の捜査で明らかにする」 北九州市
FBS福岡放送
2024年12月に北九州市で起きた中学生殺傷事件で、女子中学生を殺害した疑いで、現場近くに住む43歳の無職の男が9日、再逮捕されました。
福岡県警は9日午後2時半から記者会見を開き、逮捕を発表しました。 ■橋本浩輔 捜査1課長 「卑劣極まりない犯行。容疑者は身勝手極まりない。自己中心的。これまで通り強力に捜査を進めて全容を解明したい。」 再逮捕されたのは、北九州市小倉南区の無職、平原政徳容疑者(43)です。 平原容疑者は2024年12月14日午後8時半ごろ、北九州市小倉南区のファストフード店で、中学3年の男女2人を刃物で刺し、そのうち市内に住む中学3年生、中島咲彩さん(当時15)を殺害した疑いです。 警察の調べに対し「認めない」と容疑を否認しているということです。
平原容疑者は男子中学生に対する殺人未遂容疑で、すでに逮捕されていました。当初は容疑を認めていましたが、その後、殺意について否認に転じたということです。 警察は、平原容疑者が一方的な理由で2人を殺傷したとみていて、今後、動機など事件の全容解明を進めるとしています。 平原容疑者の車と家からは数十本の刃物が押収されています。捜査関係者によりますと、このうち血の付いた刃物を鑑定した結果、被害者2人のものと矛盾しないDNA型が検出されたということです。