181cm91kg…ドイツ出身21歳の“大怪獣”ボジラとは何者なのか ベイダー、ハンセン彷彿の存在感「光栄よ」
「私は私はアンドレでもハンセンでもない。違う種族(生物、品種)だ」(ボジラ)
慌ててマリーゴールドの選手5、6人がボジラを止めに入り、やっとの思いでSareeeから引き剥がした。ボジラがこれを振り返る。 「Sareeeはあらゆることに備える必要があるのに、彼女はそんなことを予想していなかったでしょう。だから、あれを防げなかったのは彼女のせいよ。つまり彼女は怠け者か、反撃するほど強くないんじゃないのかな。私はいつ何時、闘う準備ができているわよ」 ちなみにSareeeはボジラ戦に向け、自身を尊敬するアントニオ猪木に見立て、“大巨人”アンドレ・ザ・ジャイアント戦の映像を見ながら、大型ファイター対策を研究していることが公にされている。 これについては、「彼女は好きなものを観ればいい。私はアンドレ・ザ・ジャイアントでもスタン・ハンセンでもない。私は何者でもない。私はボジラ。違う種族(生物、品種)だ。世界が見たことのないものだから。彼女が何を見せてくれるのか楽しみね。でも彼女は私には絶対に勝てない」と豪語する。 ボジラが赤いベルトを巻きたいことは理解できた。では今後に関してはどう思っているのか。 「その答えは簡単よ。私はずっと赤いベルトをキープするわ。それと、私と今、チームを組んでいるノザキサマ(野崎渚)が白いベルトを勝ち取るし、CHIAKIサンもベルトを狙うかもしれな。彼女がスーパーフライ級のベルトを狙うかどうかはまだわからないけどね。でも、彼女とノザキサマがチームを組んでタッグタイトルを狙うかもしれないしね。とにかく、私たちが最強だし、私は世界がかつて誰も見たこともないほど強くて、一番ハードヒットなファイターだってことは間違いないわ」と答え、自身の周りの選手たちとマリーゴールド制圧を思い描いていることを明かした。 ちなみにボジラの勢いと快進撃はすざまじく、マリーゴールド勢はいいようにやられているが、それでも青野未来とのUN王座決定戦(7月30日、両国国技館)ではまさかの不覚を取った。これに関してボジラは、「まず第一に、彼女は本当に私を倒したわけではない。彼女はただのロールアップした(丸め込んだ)だけ。それは誰かを倒したとは言わない。本当に誰かを倒すなら、相手を持ち上げてマットに投げつけなければならない」と話すと、「ちゃんと3カウントを入れて勝たないと。あんなのは負けでもなんでもないわ」と続けた。