絶好調ホイルンドに元マンUのストライカーの姿を重ねたセスク 「将来、ユナイテッドの真のトップストライカーになれる」
ここまで13ゴールをマーク中
今シーズンよりマンチェスター・ユナイテッドに加入したFWラスムス・ホイルンド。ユナイテッド待望のストライカーということもあり、同選手への期待度はかなり高かった。 CLのグループステージでは5ゴールをマークし、その片鱗を見せていたが、プレミアリーグでの序盤は苦戦していた。リーグ戦では14試合の出場でノーゴールだった同選手には批判の声も挙がっていたが、今ではその評価を180度変えたといっていいだろう。 現在はプレミアリーグ6戦連発中のホイルンドはリーグ戦20試合で7ゴールをマーク。明らかに調子を上げてきている。現在絶好調のホイルンドをチェルシーやアーセナルで活躍したセスク・ファブレガス氏は絶賛し、ユナイテッドで、219試合に出場し150ゴール30アシストを記録したストライカーのルート・ファン・ニステルローイに似た選手だと『BBC’s Planet Premier League』にて語った。 「彼は自信を持てば、ファン・ニステルローイのようなタイプのフィニッシャーになる。彼は将来、ユナイテッドの真のトップストライカーになれると信じている。これに加えて、常にクロスを上げる非常に優れた選手(ガルナチョ)が1対1になれば、常に彼の力を最大限に引き出せるだろう」 さらにセスク氏はユナイテッドの未来を担うホイルンド、アレハンドロ・ガルナチョ、コビー・メイヌーの若き3人の逸材について、「(若い選手たちが活躍するのを見るのは)間違いなく素晴らしいことだよ。なぜならそれが彼らに自由を与え、自分たちに何ができるかを示すことになったからだ。彼らは目的意識を持ってプレイしている。最近のビッグクラブでは見られないことだから、素晴らしいことだよ」とコメントしており、3人への期待感を言葉にした。 今シーズンは怪我人も多く、パフォーマンスに波があるユナイテッドだったが、現在は公式戦5連勝中であり、少しずつ本来の調子を取り戻しつつある。CL出場圏内の4位以内でのフィニッシュを狙うにはまだまだ勝ち点を積み重ねる必要があるが、ストライカーのホイルンドはどこまで得点数を伸ばすことができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部