研菜々美をボディスラムで投げる石塚美帆

　14日、後楽園ホールにてアクトレスリング後楽園ホール公演『ALL ROADS MEET KING』が開催。第2試合では石塚美帆がデビュー戦を行った。 　石塚はナレーションや声優・歌手を行いながら舞台に出演しており、元JDスターのMARUの勧誘を受けてアクトレスガールズへ入団。中国の文化が好きという石塚は、胸とお尻に龍を入れたコスチュームで試合に臨んだ。 　この日は荒幡寧々をパートナーに、KYANREN＆研菜々美のクセのある2人と対戦することに。荒幡がヒールらしく反則攻撃で攻めていくが、石塚は正義感が強いのかエプロンから反則カウントを数えて妨害する。リングに出ると基本技であるドロップキックや逆エビ固めで攻め、豪快なボディスラムを連発すると会場から歓声が沸く。 　しかしKYANRENが出てくると「レン様」コールを起こしてのロープ渡りやナイトオブファイヤーチョップなどレン様ワールドに取り込まれていき、連携攻撃で痛めつけられる石塚を見て業を煮やした荒幡が菜々美をブレーンバスターで叩きつけて3カウントを奪った。

デビュー戦を終えた石塚美帆

　試合を終えると荒幡は「仲間なのに反則注意されるのヒールとしてはやりづらい。次は対角がいい」と不満顔。 　石塚は「やっぱりデビューしたてとしてそこは見過ごせないかなと思いまして！」と反論する気概を見せ、「先輩方とか同期の応援の声っていうのが聞こえると、やっぱりすごい力になるなって思った。試合は思ったよりも疲れるなっていう感じですかね（苦笑）あとは覚えることが多くて、1つ1つの歩き方とかちょっと手組むのとかでもやり方があって、どう魅せるかとか1つ1つ覚えるのが大変でした。1番綺麗なものが出せたとは思えないんですけど、でもやっぱ気持ち的には1番今日が入れられたのかなと思います。あんまり戦うことが私生活ではないので、みんなそうだと思うんですけど（苦笑）戦いのシーンとか、怒りをぶつけ合うシーンが演技の役に立ちそうっていうか、やっぱり感情のぶつけ合いってすごいいいなと思います。今後は筋肉量を増やしたいなと思うので、力強さを見た目でも感じさせたいなっていうのと、やっぱり1つ1つ技を磨きたいのもそうですし、皆さんから見てもプロレス上手だなって思えるような人材になりたいと思います」とコメントした。 　声優からアクトレスガールズになった先輩としては相羽あいな（播磨佑紀）がおり、同じ北海道出身という事もあり今後の活躍が期待される。