マットな仕上がりに12角型ベゼルのエッジがカッコいい! 再構築されたゼニス「デファイ」新作の魅力とは
●シンメトリーを追求した大胆かつシンプルな美しさ
2018年にコラボレートウォッチの製作を軸とする、コミュニティとしてスタートした「コレクティブ・オロロジー(Collective Horology)」。今回で10作目となるゼニスとコレクティブ・オロロジーの記念すべきモデルは、ゼニスの名作を再解釈した「デファイ スカイライン C.X エディション」です。 【画像】マットなカッコよさまとうゼニス新作を画像で見る(7枚) ベースとなる「デファイ スカイライン」は、1969年に誕生した最初期の「デファイ」を現代的に再構築したモデル。シャープなラインとシルエットが特徴で、オリジナルモデルの優れた堅牢性と耐久性を備えています。
ファセットカットのスチールケースは、交換可能な一体型スチールブレスレットと合わせて、全体にマットなサンドブラスト仕上げ。12角形のベゼルのエッジのみ、ポリッシュ仕上げが施されています。 ベゼルのエッジ同様、ケースバックの側面にもポリッシュ仕上げが施されており、これらの仕上げはインダストリアルデザインを彷彿。大胆でありながらも、控えめな印象をタイムピースにもたらしています。 機能性とシンプリシティをテーマにするデザインは、ダイヤルのレイアウトも再構築。4つの点を結んだ星のエングレービングを、ダイヤルの中心部ではより深く刻み、縁に向かって徐々に浅く施すグラデーション効果により、立体感のあるダイヤルを実現しています。 1/10秒表示のサブダイヤルは、「デファイ スカイライン」スタンダードモデルの9時位置から、6時位置へ配置を移動。さらに日付窓を省略することで、外観のバランスとシンメトリー性を追求しています。 また、サブダイヤルは秒針の先端と「10」のマークは視認性の高いオレンジ色に。20世紀のインダストリアルデザインから得たインスピレーションを反映しています。 ムーブメントはゼニスが誇る、自動巻自社製ムーブメントの最新世代「エル・プリメロ3620SK」を搭載。完全に巻き上げた状態で約55時間のパワーリザーブを実現し、精確な時刻設定のための秒針停止機構を備えています。 シースルーサファイアガラスのケースバックからその動きを鑑賞することができ、ブレスレットはスチールブレスレットに加え、スチール製フォールディングクラスプの付いた、テクスチャー加工のオレンジラバーストラップを付属。ダイヤルの繊細なオレンジのアクセントを引き立てると共に、ブレスレットとストラップは工具を使わず簡単に付け替えることができます。 1969年に誕生したゼニスの名作「デファイ」を現代的に再構築した、ゼニスとコレクティブ・オロロジーの記念すべき10作目となるコラボレーションモデル「デファイ スカイライン C.X エディション」。 このモデルはコレクティブ・オロロジーとゼニス ブティックおよび、ゼニス オンラインブティックにて、200本限定で販売されます。 ●製品仕様 「デファイ スカイライン C.X エディション」 ・品番:06.9300.3620/63.I001 ・価格:168万3000円(税込) ・ケースサイズ:41.0mm ・アワーマーカー::ロジウムプレート加工、ファセットカット、スーパールミノバSLN C1を塗布 ・防水性能:10気圧防水 ・ムーブメント:エル・プリメロ3620SK ・パワーリザーブ:約55時間
VAGUE編集部