同じシャツがこんなに見違える!「ただ着る」から「着こなす」方法を読者が体験!【エディター昼田祥子】
AFTER 手持ちのシャツを1枚で着ると……
SACHIKO’Sコメント 今日はいつもの着慣れたシャツをメイン(一枚)で着てみましょう。「この着こなしであっているのかな……?」と自信がないとおっしゃっていましたがあってます! 間違いなんてそもそもありません。自信がないのではなくて、これでいいのだと自分で認めていくこと。服があるから自信がある、だと結局のところずっと服に振り回される人になってしまいますよね。自分のおしゃれを自分で応援していく、そんなスタンスで着ていたら自然と自信が滲み出てくると思います。 「シャツをよく着る木田さんは、袖の扱いにも慣れていらっしゃいますね。ダークカラーのコーディネートなので、袖はひじあたりまでまくって軽さを演出します」(昼田さん) SACHIKO’Sコメント シャツの着こなしで大事にしたいのが「襟の首元の開き」です。このシャツはアイロンをかけなくても着ていただけるものですが、前立てや襟まわりにシワが入らないようにこの部分をしっかりとハンドプレスしてから干すのがポイントです。ここがビシッとした状態になっていないと、だらしない印象になってしまいます。着るときはVネックのきれいな鋭角をイメージしながら、襟が寝ないように立体的に整えてみてくださいね。 「襟の後ろは半分だけ折り返すようにすると、“ただ着る”ではなく“着こなしている”感じになると思います」(昼田さん)
シンプルなベージュのシャツはこう着る!
SACHIKO’Sコメント 木田さんはベージュがお似合いになると思ってご提案してみました。ライトベージュが肌に馴染みすぎないように、襟を少し抜いて、後ろを立体的なシルエットに整えていきます。同じパンツですが、ネイビーなら知的な印象、ライトベージュなら明るく柔らかな印象に仕上がり、また新鮮ですよね。昼田さんから直接着こなしレクチャーを受けた木田さんに感想をうかがうと……「いつも着ているネイビーのシャツなのに、まったく違う見え方になって、1枚で着てこんな風に雰囲気が出せるんだと感動です……! 教えて頂いたテクニックも思ったより簡単なんですね。襟にはアイロンをかけようと思いました!」 どんなシャツも着こなせる、シャツだけで存在感が発揮できる人になるためのテクニック、いかがでしたか? 次回も悩める読者さんが大変身しますのでお楽しみに! 撮影/岡部太郎(SIGNO) スタイリング/昼田祥子 ヘアメイク/加藤志穂(PEACE MONKEY) 取材・文/出原杏子
昼田 祥子