PSGで揺らぐドンナルンマの立場 CLアトレティコ戦の決勝点は止められた?「欧州TOP8に入るGKなら……」
グラウンダーのシュートを止められず決勝点に
GKは1つのプレイで厳しい評価を受ける難しいポジションだ。パリ・サンジェルマンは6日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節でアトレティコ・マドリードと戦って1-2で敗れたが、このゲームで厳しい批判を浴びているのがパリ・サンジェルマンGKジャンルイジ・ドンナルンマだ。 [動画]PSGはアトレティコに1-2で敗れてしまった 1-1で迎えた後半アディショナルタイム、アトレティコは右サイドでボールを受けたFWアンヘル・コレアがキックフェイントで中へカットインし、左足シュートでドンナルンマの守るゴールを破った。このシュートについて、仏『L’Equipe』はドンナルンマが止められたはずと主張しているのだ。 「ドンナルンマは防ぐことが出来たはずだし、防ぐべきだった。欧州TOP8に入るGKなら、あのようなプレイをするべきではない」 あのコレアの一撃が決勝点になってしまったため、ドンナルンマにスポットが当たるのは仕方がないだろう。ただ、一部では厳しすぎるのではないかとの声もある。まず最初にコレアのキックフェイントにPSGの守備陣があっさりと引っかかってしまったのも問題だろう。コレアのシュートはそれほど威力のあるものではなかったが、PSGは誰一人コレアに寄せていなかった。あの状況でドンナルンマを責めるのは酷かもしれない。 PSGは今夏にロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフを獲得しているが、同メディアは今後ドンナルンマの立場が危ういものになるのではないかとまで見ている。PSGに移籍してからのドンナルンマは何度か厳しい批判を受けており、今回も10点満点中3点と同メディアから辛口な評価をつけられてしまった。
構成/ザ・ワールド編集部
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