「2FACE」KUREA 妹NIRAIのひと言に背中押されて夢へと踏み出した【ソロインタビュー連載第5回】
J-POPとK-POPが融合した新世代ガールズグループ「2FACE」が、21日に東京・DDD青山クロスシアターでお披露目ライブを行う。1500人超が応募したオーディションから選ばれた7人で結成され、9月にデビュー。先月26日にはセカンドデジタルシングル「MONALISA」をリリースした。お披露目ライブを前に、メンバーそれぞれの背景や思いに迫るソロインタビューを敢行。第5回は KUREAが登場する。 ――オーディションを受けたきっかけを教えてください。 KUREA「はい。私はもともとK-POPに憧れがあり、中学3年の頃、将来の夢を決めなければいけない時期でした。学校では美容師になりたいと言っていたんですけど、心のどこかでアイドルとして世界で羽ばたきたい気持ちがありました。ある日、インスタグラムでオーディション情報を見つけたんです。受験と重なって迷いましたが、喫茶店でその話を母と妹のNIRAI(=同じく2FACEのメンバー)にしたところ、妹が『私も受けたい!』と強く言ってくれて、それが背中を押してくれました。正直、合格するとは思っていなかったので驚きました」 ――デビューに向けて努力を続けてきたと思いますが、特に苦労した点を教えてください。 KUREA「アイドルは歌もダンスも完ぺきにこなさなければならないのですが、私はどちらも未経験でした。最初のレッスンでは上手くついていけず悔しかったです。でも、歌は自分で録音して聞き返しながら音程をつかむ練習をしました。ダンスは鏡を見てフォームを直したり、リズム感を鍛えたりして改善しました。メンバー全員でタイミングやポーズの角度を合わせるのも大変でしたが、何度も練習を重ねて、少しずつ自信がつきました。未経験のメンバーも多かった中で、今では成長が目に見えるほどになったと思います」 ――新曲「MONALISA」のMV撮影のエピソードや見どころを教えてください。 KUREA「撮影は2日間ありました。2日目は遊園地でのロケだったのですが、1日目が遅くまでかかり、睡眠時間がほとんど取れませんでした。特に夜のシーンは寒さが厳しく、肩や足が出る衣装だったので体が冷え切りました。でも、メンバーみんなで励まし合いながら頑張りました。最後に遊園地のメリーゴーランドの前で5分間ポーズを取るシーンがあるのですが、その間ドローンの風に耐えながら表情を崩さず決めるのが一番大変でした」 ――テレビ番組への出演も果たされましたが、収録の感想は? KUREA「初めてテレビでオリジナル曲を披露することが決まり、本当に光栄でした。準備が忙しくて緊張する暇もなかったのですが、立ち位置について待っている間はドキドキしました」 ――出身は北海道とのことですが、地元の魅力を教えてください。 KUREA「地元は北海道の小樽です。特にジンギスカンが大好きです。また、雪がたくさん降るので寒いのは苦手ですが、雪だるまを作ったりして遊べるのは楽しかったです」 ――お披露目ライブに向けての意気込みを教えてください。 KUREA「私たちにとって初めてのライブで、ファンの皆さんと直接会える場でもあるのでとても楽しみです。緊張しますが、楽しめるライブにしたいですし、成功させたいと思っています。これまで配信だけで交流してきた分、全力でパフォーマンスを披露してファンの皆さんに喜んでもらいたいです」 ――個人やグループでの目標についても教えてください。 KUREA「グループとしての目標は2年以内に東京ドームでライブを開催することです。個人的にはまず初ライブを成功させることが目標ですが、成功だけでなく、心から楽しみたいと思っています。2FACEをもっと多くの人に知ってもらい、誰もが認める存在になれるよう努力していきたいです」