ドラフト 明大・浅利太門が日本ハム3位指名 楽天1位の宗山との対戦熱望「真っすぐで押してバット一本折ってやろうかな」
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日)明大・浅利太門投手(22)が日本ハムから3位指名を受け、東京・千代田区の明大駿河台キャンパスでともに過ごした仲間から大きな祝福を受けた。 「(日本ハムの)1位と2位の投手が高校生の投手。競争も激しくなるので、自分の良さを生かせるように一から挑戦したい」 186センチから投げ下ろされる150キロを超える直球が武器の本格派右腕。今年の六大学オールスターにも選出された。8月31日の東京六大学選抜と日本ハム2軍のプロアマ交流戦で、エスコンフィールド北海道のマウンドを踏んだ。今度はプロ野球選手として再び足を踏み入れる。「球場のすごさに圧倒された。プロの世界に入ってもう一度ここで野球をしたいという気持ちがあった」と笑みを浮かべた。 4年間をともに過ごした宗山塁内野手(21)は同じパ・リーグの球団である楽天から1位指名を受けた。「真っすぐで押してバット一本折ってやろうかな」と対戦を熱望した。伸びのある直球で相手打者を圧倒するのが魅力だ。浅利が持ち味を生かし、北の大地のファンを魅了する。(児嶋基)