試乗や先進技術体感 鈴鹿に新拠点オープン 三重トヨタ
【鈴鹿】三重トヨタ自動車(本社・津市垂水、竹林憲明社長)は1日、鈴鹿市神戸本多町に、自動車販売店として情報発信や体験機会を提供する新拠点「鈴鹿モビリティフォレスト」をグランドオープンした。 水素を燃料に用いる燃料電池自動車を店内の給電設備として利用する全国初の「FCV給電ステーション」を設置するほか、店内外16カ所の専用回線コンセントでは、二酸化炭素を排出しない水素発電の電気を誰でも無料で利用することができ、幅広くカーボンニュートラルへの理解を促す。「モビリティを通した地域創生」をコンセプトに、トヨタ販売店「三重トヨタ鈴鹿店」と「GRガレージ鈴鹿MIE-TOYOTA」の2店舗による複合施設。店内外には計20台の試乗車があり、走行性能の乗り比べや安全機能など先進技術が体感できる。 記念式典には関係者ら約40人が出席。竹林社長は「モビリティの『森』。豊かな森にしていくよう一生懸命取り組んでいく」とあいさつ。代表者らによるテープカットでグランドオープンを祝った。 営業時間は午前10時―午後6時、月曜と第一火曜が定休日。