生産台数わずか38台!? 日産R34「スカイラインGT-R」のV-Spec N1仕様がオークションに登場! 走行距離16万kmの個体はいくらで落札?
特別な「スカイラインGT-R」がオークションに登場! いったいどんなクルマ?
日産「スカイライン GT-R(R34型)」がアメリカのオークションに登場しました。 【画像】「えっ…!」これが4000万円で落札された「激レア」スカイラインGT-Rです(35枚)
初代スカイラインGT-R(PGC10/KPGC10型)は1969年にデビューしました。 3代目C10型スカイラインをベースにパワフルな2リッターエンジン「S20型」を搭載したこのスポーツモデルは「ハコスカGT-R」の愛称で親しまれました。 1973年には4代目C110型スカイラインベースの2代目スカイラインGT-R(KPGC110型)が登場。この「ケンメリGT-R」は昭和48年排出ガス規制に適合できず、発売からわずか3か月、わずか195台が市販されたという“幻のスポーツカー”となりました。 その後、約16年間のブランクを経て、1989年には第2世代となる3代目スカイラインGT-R(R32型)がデビューを果たします。 R32型は当時のスポーツカーのなかでも優れた走行性能を誇り、世界的に高い評価を誇る名車とも言われている一台です。 後継のR33型もファンからは評価されていますが、スカイラインGT-Rの代表作とも言える第2世代最終型にあたるR34型スカイラインGT-Rは、現在でも高い資産価値を有するモデルです。 R34型はスカイラインGT-Rのなかでは5代目に位置するモデルで、1999年にデビューしました。 走行性能の高さから、クルマとしての価値はもちろんですが、当時人気を誇っていた漫画やレーシングゲームに登場したことから、さらなる注目度が集まったモデルでもあります。 そんなR34は現在、中古車市場で高値で取引されており、個体のコンディションによっては、数千万から1億円近くで売買されていることも珍しくありません。 そんななか、今回発見された2000年式のR34型は、「とくに目を引く」と呼ばれる特別仕様車です。
N1耐久レース参戦用ベースモデルは製造番号「No.34」
R34型スカイラインGT-R V-Spec N1は、その名の通りN1耐久レース参戦用のモデルとして開発され、ベースモデルと比較すると運動性能や走行性能が向上したモデルとなっています。