みんなが日傘を使うように!「長く厳しくなった夏」に、自分や家族を守るために変えたこと
暑さ対策の基本「こまめな水分補給」の徹底
こまめな水分補給は、暑さ対策の基本ではありますが、忙しいとつい後回しにしがち。習慣化の工夫が大切であるようです。 「のどが渇いていなくても水分をこまめにとる」(42歳女性/総務・人事・事務) 「家族とお互いに“水飲んだ?”と声を掛け合うこと。自分1人だとつい忘れてしまうので”そうだね、よし飲もう”と同じタイミングで飲むことも」(55歳女性/その他) 「夜でも簡単に水分補給ができるように水を枕元に置く」(55歳男性/営業・販売) 「例年より水分を多くとるようになって、塩分チャージのタブレットもよくなめている」(59歳女性/主婦) のどの渇きを感じたときには、すでに体内の水分が不足していると言われています。のどが渇く前に飲む、家族に声かけをする、飲み物を手の届く場所に置く、水分と一緒に発汗で失われた塩分を適度に摂取するといった声がありました。
「食事内容」に気を付ける
暑さで疲れると、食欲が減退しがちです。暑さに負けぬよう「しっかり食べる」という声が多く寄せられました。 「食事・水分をしっかりとる。暑くても食べられそうな物をしっかり食べるようにしました」(39歳女性/その他) 「お肉をよく食べるようになったら、体力がついてきた」(57歳女性/総務・人事・事務) 「三食、野菜を必ずとるようにしている」(45歳男性/企画・マーケティング) 「夏バテに良いとされる食材や料理を増やした」(41歳男性/その他) 「涼しい家で過ごしている時は常温のお茶を飲むようにしている。冷たいものを飲み過ぎると内臓を冷やし良くないので」(44歳女性/主婦) 炭水化物、野菜、タンパク質をバランスよく摂取することを心がけたり、食欲が落ちたときには栄養豊富でのどごしの良い食材を選ぶなどの工夫が、暑さによる疲れからの回復を早めてくれそうですね。 以上、今回は暑く厳しくなった夏を乗り切るために新たに始めた取り組みについてのアンケートをご紹介しました。 厳しい暑さから身を守るためにはお金も手間もかかりますが、“必須コスト”とみなしている方が多いことがうかがえます。 今年の残暑は長引きそうですが、日没時間が1日ごとに早まり、草むらでは秋の虫が鳴き始めています。もう少し暑さ対策を続けて、屋外で気持ちよく活動できる季節の到来を待ちましょう。
北川和子