なぜこのような事件が?「他の男の子たちもエスカレート」 犯罪心理学者に聞く 江別市大学生暴行死
HTB北海道ニュース
別れ話の相談のために行ったとされる公園で、大学生が集団暴行をうけて死亡したとされる事件。なぜこのような事件が起きてしまったのか、犯罪心理学者に聞きました。 犯罪心理に詳しい関西福祉科学大学相谷登教授) 「通常だと女子大学生が仮に暴行を加えるのを依頼するとするならば、大学の同級生や、だいたい同じ年の男性に依頼する、ないしは、年上にとういうのが多いと思うんですが、善悪の判断がまだまだ不十分と思われるような未成年者(ら)に依頼するっていう部分は非常に珍しいなと感じます」。 なぜ止められなかったか 犯罪心理に詳しい関西福祉科学大学相谷登教授) 「女子大生の川村容疑者のほうから依頼があったのか、「やろうよ」と誘いがあったのか、そのあたりは今後の捜査にゆだねるところになりますけど、川村容疑者の前でカッコよくみせたいという思いがもし仮に、この4人の中のひとりがあればその人が、非常にきつい暴行を加えだすと、その場のノリというか、それで他の男の子たちもエスカレートしていくというのはそう珍しくない、暴行を加えるにあたり責任の分散がおこりまして、手加減なしにやってしまったというのこの事件ではないかなと思います」 なぜ全裸に 犯罪心理に詳しい関西福祉科学大学相谷登教授) 「4人が被害者よりも年が若いですので、年長者に暴行を加えるというのはある種の楽しさ、愉快さがでてきますので、被害者はやめて欲しいという抵抗もしめしたでしょうが、それをすればするほど辱めとか年長者に対しての威厳を取り去ってしまうという形で衣服をはいでとったということは考えられると思います」。
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