台湾・高雄で開催のフルーツ祭、初日は4万人超が来場 台日の果物や文化を紹介
(高雄中央社)南部・高雄市政府と日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会が共同開催する「2024台日大港フルーツ祭」が24日、高雄流行音楽センター海風広場で始まった。初日は約4万5千人が来場し、台湾や日本の新鮮な果物を味わったり、文化を体験したりした。 同市行政・国際処が25日、報道資料で発表した。会場では台湾と日本の飲食店や自治体、団体などが100のブースを出店。中でも日本から空輸された果物が人気を集めた。日系のスーパーマーケットが販売した果物を使ったかき氷や、新潟県の物産を扱う高雄市内の店によるおにぎりなども好評だという。またクイズやパズルなどのゲームが行われたほか、特設コーナーには俳優の田中千絵さんや日本人のインフルエンサーらが「一日店長」として登場。音楽ライブも開催された。 同処の張硯卿処長は、市と日本台湾交流協会が手を組み、イベントを通じて台日の高品質な農産品をPRできる他、双方の友好関係の深化にも期待しているとコメントした。 最終日の25日夜には盆踊りの体験が行われる。同処は日本人講師がリードして参加者全員で盆踊りを踊り、日本の夜祭りの雰囲気を味わえるとしている。 (蔡孟妤/編集:田中宏樹)