MEGUMIの新著は幸福度が上がる「心に効く美容」 自身の弱みや別れをつづった思いを聞く
WWD:また「私が一番苦手な感情」と題したインタビューページで、人生で経験する“別れ”や成長を遂げる一人息子への思いなどを赤裸々に綴っている。そうした自身の経験を共有することで、女性を応援したいといった思いもあるのか?
MEGUMI:私が取り組む仕事については、全ての女性にフォーカスしていると決めています。それはドラマでも映画でも全ての活動においてそうですが、今回の本については特にそうだと言えます。
WWD:本作では美容グッズ以外に、腹巻きや枕、おやつに加え、心に効くレシピなども紹介している。普段どのように美容に関してリサーチしているのか?
MEGUMI:「これいいよ」「このお店いいよ」って聞くとすぐにネットで買ったり、その場に行ったりするんですけど、それがまったく面倒って思わないんですよね。美容への興味が枯れないというか、本当に好きなんだと思います。前作で紹介したグッズも継続して愛用しているものもありますが、肌って年齢や季節ごとにも変わっていくものなので、同じものを使っていると何か止まっていく気がしていて。だからいろいろ試して、さまざまな化粧品や健康法をアップデートしていくことがいいんじゃないかなって思いますね。この本が出るころには、また新しいものを探していたり出合っていたりしているんでしょうね。きっとそういうものなんですよね。
WWD:MEGUMIさんにとって、常に自分の心そして肌と向き合うことは大事なことであり、きれいを保つことで自信にもつながると感じている?
MEGUMI:そうですね。肌がきれいになることで、幸福度を感じますよね。でも大人になればなるほど、誰も自分の面倒をみてくれない。そのことに腹をくくって、自分の幸せに向き合えるように、ちょっとしたことでこんなにメンタルがよくなるんだというヒントを伝えていきたい。調子が悪いと余裕もなくなっちゃって、人に優しくできないと思うんですよね。自分自身を整えることで人間関係も変わって、人生も変わる。最初はちっちゃいことかもしれないけれど、日々の積み重ねで大きなことに変わっていくと思っているので、その感覚を皆さんの中にも取り入れてもらえたらなって思っています。