広島ドラゴンフライズ、粘る香港イースタンを退けてEASL白星スタート【バスケ】
このまま主導権を握りたい広島だったが、3Qの入りでまたもターンオーバーが続くと、ゴールへのアタックを許して44-41と1ポゼッション差にされてしまった。それでも広島はNo.8ブラックシアー・ジュニアがゴール下でファウルを引き出して着実に得点。なんとかリードを保つと、No.10上澤俊喜、No.8ブラックシアー・ジュニアの連続3Pシュート、No.12中村が技ありレイアップを沈めた。ここでデジタルスコアシステムに問題が発生。しばらく試合がストップするというトラブルがあったが、57-48と9点差で第3クォーターを終えた。 4Q立ち上がり、フィジカルなディフェンスにミスが出てしまった広島だが、ピックプレーからチャンスを作るとNo.12中村のレイアップ、No.10上澤の3Pシュートで2桁差をキープ。その後、No.4ケイン、No.8ブラックシアー・ジュニアの連続3Pシュートも飛び出した広島は香港の反撃を断ち切り、78-67で勝利。りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズンでは開幕4連敗というスタートになった広島になってはうれしい今季初勝利となった。 広島はNo.8ブラックシアー・ジュニアが17得点、11リバウンドのダブルダブルでけん引。試合後には「お互いに支え合い、懸命にプレーできていると思う。あとは勝利を続けるだけ。今週は週末にも試合があるから、勢いをキープして調子を上げていきたい」とこの勝利をチーム上昇につなげたいと語った。そのほかNo.24メイヨが14得点、No.1市川が11得点、No.30山崎が10得点と4人が2桁得点をマーク。ケガもあって出場1分に終わったNo.17武内以外、全員が得点と正にチームとして掴んだ勝利となった。優秀プレーヤーには広島からNo.1市川、香港から#21クラークが選ばれている。