コロッケが子ども食堂訪問 地元・熊本での〝火の国プロジェクト〟立ち上げに意欲
ものまねタレントのコロッケ(64)が15日、東京・足立区で子ども食堂訪問を行った。 歌手の小林幸子が実施している「幸せプロジェクト」に共鳴する形でこども食堂の支援に携わっているコロッケは「母1人で姉がいて、小さいころ(ご飯を)食べられなかったっていう思い出がすごくあって。『子ども食堂があれば良かったのにな』と感じた」と興味を持ったきっかけを語った。 また、この日は〝あっちむいてホイ変顔大会〟などを通して子どもたちと交流。今回がコロッケにとって2度目の訪問だが、とある女の子が言ったひとことが忘れられないという。「この前お邪魔した時に、コロッケがあって。揚げ物だから2個、3個食べると胃がもたれちゃうよねって言ったら、黙って僕の方をじーっと見て『胃がもたれるぐらい食べたい』って言った。自分にとっては衝撃的だった」と涙を流しながら振り返った。 そんなコロッケは以前から震災のボランティアなどに精力的に参加している。ゆくゆくは地元・熊本で〝火の国プロジェクト〟を掲げたいといい「未来のある子どもたちのために、何か大人ができないかな。それも芸能界の人達ができないかなっていうことを本気で考えています。ちょっとずつ声をかけて広げていきたい」と意欲を見せた。また「国の方で〝ボランティアの日〟を作っていただきたい」とし「300人集まれば300か所、500人集まれば500か所に行ける、そういうことができないかなって。1番大事なのは持続。(支援を)続けていきたいなという思いです」と笑顔で前を見据えた。
東スポWEB