日産「カクカク“ワゴン”」実車公開! 旧車デザイン×コンパクトボディが超カッコイイ!ウッド内装もオシャレすぎる“斬新キューブ”「SETO」大阪で展示!
昭和と現代を融合した「SETO」の魅力
日産学園 日産自動車大学校(以下、日産自動車大学校)は、2024年11月30日に大阪府の万博記念公園(東駐車場)で開催される「昭和レトロカー万博」にて、カスタムカー「SETO」を展示するとSNSで発表しました。 【画像】「えっ…!?」これが注目の「ネオレトロワゴン」! 画像を見る!(18枚)
日産自動車大学校の京都校には「カスタマイズ科」が設けられており、同科のカリキュラムには「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」での出展を目的としたカスタムカー制作が含まれています。 これまでにも、日産車をベースにした驚きのカスタムカーが多数発表されてきました。 今回展示される「SETO」は、2024年1月の東京オートサロンと2月の大阪オートメッセで披露され、会場で多くの注目を集めた一台です。 車名「SETO」はフランス語で「7」を意味し、カスタマイズ科7期生が製作したことに由来しています。 コンセプトは「過去と現在の架け橋」。女性が都会でおしゃれなカフェやナイトライフを楽しむ姿をイメージして制作されました。ルーフラックやスポーティーなリアデザインが、自由で洗練されたライフスタイルを表現しています。 「SETO」は日産「キューブ(Z12型)」をベースに、昭和の名車「ブルーバード(410型後期)」の部品を組み合わせたカスタムカーです。 ブルーバードのフロントグリルに丸形4灯ライトを組み合わせ、レトロな雰囲気を演出する一方、LEDを採用することで現代的な利便性も兼ね備えています。 リアデザインには本来と異なる、横向きに装着されたブルーバードのテールランプが特徴的で、独自の工夫が光ります。 外装には特別調色された紺色が使用され、夕方から夜をイメージした落ち着いた雰囲気を醸し出しています。 また、内装にはキューブ本来の木目調デザインを活かすように、ウッドハンドルが採用されています。さらに、バックドアのハンドルにもブルーバードのパーツを流用し、細部に至るまでレトロなエッセンスが加えられています。 「SETO」は、現代的なキューブの個性を活かしながらブルーバードの古き佳きデザインを取り入れ、時代を超えたスタイリングを実現した、唯一無二のカスタムカーです。 時代も形状も全く異なる車両なので普通に移植することは出来ず、溶接やパテ造形の調節を繰り返し行ったそうです。 現代と昭和を融合したその姿は、来場者の注目を集めることでしょう。
くるまのニュース編集部