ついに最終戦! JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの注目選手と昨年のプレーバックを紹介!【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
山下美夢有
・プロフィール 笹生優花や吉田優利らと同じ2020年92期生。2022、2023年と2年連続賞金女王に輝いた実力者で、今季もトップ5に14回(そのうち2位が8回)と安定的な強さを見せている。なかなか勝てない辛い時期を過ごし、今季は10月の富士通レディースで初優勝、先週のエリエールレディスも制して国内メジャー3勝を含む通算13勝を挙げている。 ・2024年度スタッツ メルセデス・ランキング:2位/平均ストローク:69.0789(1位)/フェアウェイキープ率:78.9809(1位) ・中村のコメント 左ドッグレッグが多くてドローヒッターに有利なコースであることに加え、先週からの2連勝と大会の3連覇もかかっている山下選手はやはり外せません。飛距離が秀でている訳ではありませんが、フェアウェイキープ率もパーオン率もパッティングもいい“オールラウンダー”のプレーヤーですし、難しいセッティングになればなるほど燃えると話していたので、アメリカに向かってさらに勢いをつけてくるのではないでしょうか。
竹田麗央
・プロフィール 尾関彩美悠や櫻井心那と同じ2022年94期生。プロ3年目である今年、KKT杯バンテリンレディスで初優勝を挙げると翌週もフジサンケイレディスでも優勝。その後も複数優勝を積み重ね、史上3人目の“日本メジャー2冠”も達成。TOTOジャパンクラシックでは6ホールに渡るプレーオフを制し、米ツアーでも勝利を挙げ、年間8勝、賞金女王にも輝いた。来季はLPGAへの挑戦も表明している。 ・2024年度スタッツ メルセデス・ランキング:1位/平均ストローク:69.1933(2位)/パーオン率:77.8999(1位) ・中村のコメント 竹田選手はフェードヒッターですが、ドローヒッター有利のコースでどのように攻めてくるのかは見どころのひとつでしょう。飛距離も、球の強さもあるので、高い球を打ってショートカットを狙いたいと話していました。風の影響を受けることは不可避のこのコースで、彼女の戦略が実際どのようにスコアへ繋がっていくのか見てみたいところです。毎日2、3アンダーを積み重ねれば優勝スコアとなりますし、竹田選手の9勝目もあるかもしれませんね。