暴力団員であることを隠し「いわた大祭り」に出店 露店をとりまとめていた建設業の男を再逮捕 静岡県警
暴力団員であることを隠し、今年のいわた大祭りで露店を出す権利をだまし取ったとして、暴力団の総長らが逮捕された事件で、露店を取りまとめていた共犯の男が再逮捕されました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、浜松市中央区に住む建設業の男(44)です。 警察の調べによりますと男はすでに逮捕されている暴力団員の総長ら3人とともに、暴力団員であることを隠して、いわた大祭りの実行委員会にうその申請を行い、2024年4月のまつりに露店を出す権利をだまし取った疑いがもたれています。 男は露店の申請などをまとめる西部街商協同組合の組合員で、うその申請をして出店していた1人のもとで露店を取りまとめていたということです。 男らはまつりに十数店舗を出していて、およそ100万円を売り上げたとみられています。警察は、売上金が手渡しで暴力団の総長に渡っていたとみて、金の流れなどを詳しく調べています。