【写真：Getty Images】

　アトレティコ・マドリードが追い求めるストライカーとして、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が適任であると、英メディア『パッション・フットボール』が報じている。攻撃が期待外れに終わっているため、攻撃陣を強化すべきであると同メディアは提言した。　 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 　久保は今季公式戦20試合に出場し4得点1アシストを記録。シーズン序盤は途中出場する試合も多かったが、最近は先発出場を継続している。再びソシエダの中心選手としての地位を確立し、チームに欠かせない選手となった。しかし、エジプト代表FWモハメド・サラーの後釜を探し求めるリバプールをはじめ、久保に興味を示すクラブは増えており、他クラブへ移籍する可能性が高まりつつある。 　そんな中、同メディアは「ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコがラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグの両方で再び優勝争いに加わるためには、いくつかの調整が必要」とし、攻撃陣の補強候補として久保を指名した。続けて「シメオネ監督は久保をアトレティコの攻撃陣に最適な補強とみなしており、フリアン・アルバレスやアントワーヌ・グリーズマンと久保を組み合わせ、強力な前線を形成することを構想している」との見解を示している。久保には5000万ユーロ（約80億円）の契約解除条項が設定されているが、激しい争奪戦になることを考えると「もっと高い金額を支払うことになると予想される」と報じた。