イモトアヤコ、さくらももこの“痔”の表現を絶賛 <尻の穴で農民の一揆>に「素晴らしい」
タレントのイモトアヤコが、10月4日(金)に、東京・六本木にある森アーツセンターギャラリーで10月5日(土)から開催される「さくらももこ展」 のオープニングセレモニーに登壇。さくらももこへの愛を語りつつ、水虫と痔になったエピソードを披露した。 【写真】全身“もも”色で登場したイモトアヤコ ■水虫・痔に共感 イモトは、昨年行われた「さくらももこ展」の横浜会場にも足を運ぶほど、さくらももこ作品の大ファンで、小学生の頃に『ちびまる子ちゃん』に出会い、“共感”という感情を覚えたとのこと。今回一足先に展覧会を見て回り、貴重な原画の手書きのタッチに感動したことを明かした。展示スペースにある立入禁止の白い線ギリギリに立つほど夢中になって作品を鑑賞したとのこと。 また、ヘビが大の苦手で、ホースやコードを見ても拒絶反応を起こすというイモトだが、不思議とさくらの描くヘビは温かさを感じ、平気だったとのことも明かす。「これなら飾ってもいいかもしれない」と語るも、司会者から「本当に飾れますか?」と聞かれると、「ちょっと検討させてください(笑)」と苦笑いした。 それから、さくらの初エッセイ『もものかんづめ』についての話題に。同エッセイが水虫のエピソードから始まることに触れ、「本当に今日はもうなんでもしゃべろうと思って来ているんですけど」と前置きし、「実は本当に最近、水虫になりまして」と告白した。同エッセイで紹介されているお茶で治す方法も試してみたそうだが、効果は得られず、素直に皮膚科に行ったと話す。 また『さるのこしかけ』の痔の疑いのエピソードについても、「全く同じ状況になりました」と明かした。同エッセイでは、痔について「尻の穴で壇ノ浦の合戦が始まったようだ」と表現する人がいることを踏まえ、さくらは「わたしの尻の穴はまだで壇ノ浦の合戦までは始まっていないが、農民の一揆ぐらいは行われている気がする」と紹介。これについてイモトは「素晴らしい表現ですよね」と話し、さくらのワードセンスを絶賛した。 今回イモトが登壇した「さくらももこ展」は、まんが家、エッセイスト、作詞家、脚本家といくつもの顔を持ち、新しいキャラクターやエッセイを次々と生み出し続けた稀代のアーティスト、さくらももこの、今もなお輝き続けるその全魅力に迫る展覧会。2022年11月に高松市美術館で始まり、全国巡回をしている本展が、いよいよ東京にて開幕となり、関東初公開のカラー原画を含む約300点の作品が一堂に展示される。 【「さくらももこ展」 概要】 日程:10月5日(土)~2025年1月5日(日) 場所:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)