すでにグランプリ出場権もつ北井佑季、平原康多との初連係で打鐘先行「いいレースで締めくくれるように」/競輪祭
小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭・第2回競輪祭女子王座戦(G1)」は20日に2日目を開催。3Rの一次予選1を走った北井佑季(34歳・神奈川=119期)に話を聞いた。 この日の番手は初連係となる平原康多。「(平原が)内枠だったし初手の並びはお任せしていました。前の方にいられれば」と、平原がオーダー通りに3番手を確保すると流れに沿って打鐘先行に出た。直線ではわずかに粘りを欠き、河端朋之の強襲に屈し3着となったが8ポイントを獲得し翌日の一次予選2へとつなげた。 「積極的に行けたのはよかった。だけどワンツーが決まらなかったし要所、要所に課題がある」と表情は険しいものの「ドームバンクは夏場の感覚があった。それがよくわかったしその辺を頭に入れて走りたい」と修正と上積みを示唆した。 「今年最後のG1ということでより気持ちを持って走りたい。高松宮杯のあとはG1戦で不甲斐ない結果が続いているので、いいレースで締めくくれるよう残りも頑張ります」 6月の高松宮記念杯競輪を制しG1初戴冠を飾ったが、その後の平塚オールスター、弥彦寬仁親王牌はいずれも準決で敗退している。12月のKEIRINグランプリ2024へ流れをつなぐためにも、今年最後のGIへかける思いは並々ならぬものがある。(netkeirin特派員)