去就は不透明のまま

ロリアンでプレイしているメンディ（右） Photo/Getty Images

ロリアンに所属しているDFバンジャマン・メンディは、今シーズンの構想から完全に外れているようだ。『Daily Mail』が報じている。 メンディは、今年6月に就任した新監督のオリヴィエ・パンタローニによって、事実上、チームから締め出されている。すでに行われたリーグ戦の2試合でメンディはメンバー外になっており、フランス人サイドバックは今季の計画に含まれていないようだ。これについて、同監督は記者会見でこのように述べている。 「FCロリアンでの旅を経験したくない選手たちがチームに入ることで、グループのバランスが崩れたり、妨げられたりすることは避けたい」 2023-24シーズンにロリアンに加入したメンディは、負傷の影響がありながらも15試合に出場し、2ゴール1アシストを記録していた。しかし、クラブをリーグ・アン残留に導くことができず、ファンからスケープゴートにされていたようだ。昨季のリーグ最終節では、試合後スタジアムを去る際に「クラブから出て行け」などの罵声やブーイングが浴びせられていたという。 今夏の移籍市場では動きがなかったが、メンディはこの状況をどのように打破していくのか。前所属のマンチェスター・シティでは、プレミアリーグ優勝を経験している30歳DFの今後は不透明なままである。