髙橋ひかる、『世にも奇妙な物語』でGP帯ドラマ初主演 「とても考えさせられる役柄」
6月8日21時からフジテレビ系『土曜プレミアム』にて放送される『世にも奇妙な物語’24 夏の特別編』。4つの“奇妙な”短編ドラマの1つ『週刊 元恋人を作る』で、髙橋ひかるが主演を務めることが決定した。 【写真】『週刊 元恋人を作る』場面写真(複数あり) 1990年4月にレギュラードラマとして放送が開始され、その後は特別編という形で年に2度放送を続けるスタイルで、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と俳優を掛け合わせることによって、奇妙な物語の世界観を作り出してきた『世にも奇妙な物語』シリーズ。今年もおなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう。 4つの“奇妙な”エピソードの1つ、トーチwebにて掲載中の谷口菜津子による同名漫画を映像化する『週刊 元恋人を作る』で髙橋が演じるのは、学生起業セミナーで出会った年上の彼氏・大谷と別れたことをきっかけに、人生が一変していく大学生・ななみ。学生起業を目指しセミナーに通う成績優秀な大学生・ななみは、そこで講師をしていた恋人・大谷(竹財輝之助)に振られ、傷心中。同じ大学に通うななみの友人・あいり(日向坂46・富田鈴花)たちには、上手くいっている素振りを見せているものの、誰も大谷の姿を見たことがなかった。ある日、ななみは、元恋人のアンドロイドを作ることができる『週刊 元恋人を作る』という雑誌の創刊を知る。それは、毎号届くパーツを組み合わせることによって姿形だけでなく、元恋人の声まで再現できるという。ななみは、失恋の傷を癒すため、密かに元恋人作りを始めるのだが……。 『世にも奇妙な物語』初出演にして初主演を飾り、本作でゴールデン・プライム帯ドラマ初主演を務める髙橋は、2014年に開催された「第14回全日本国民的美少女コンテスト」にてグランプリを獲得後、2016年に映画『人生の約束』で女優デビュー。その後、約200人のオーディションから選ばれ出演した大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK総合)や、映画『おそ松さん』など、さまざまなジャンルのドラマや映画に出演してきた。ドラマ『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系)でヒロインを演じたことでも記憶に新しい。8月2日に公開される映画『赤羽骨子のボディガード』では、出口夏希演じるヒロインの親友役を演じる。 髙橋は「ななみは、本当にピュアで恋愛に無垢(むく)な感じ。多くの方に共感してもらえる役なんじゃないかなと思っている。大切な誰かを忘れられない体験をしたことがある方もない方もすごく身近に感じてもらえるんじゃないかな」とコメントを寄せている。 髙橋ひかる(ななみ役)コメント 本作への出演について 小さい頃からずっと見ていた番組だったので、出演が決まった時はすごくうれしかったです! 私が演じるななみは、本当にピュアで恋愛に無垢(むく)な感じで、多くの方に共感してもらえる役なんじゃないかなと思っています! うそのつき方に慣れていないところや、すごく真っ直ぐなところは応援したくなるけど、よくよく考えると一歩間違えればストーカーだよね!?という感じの子です。とても考えさせられる役柄でした。 台本を読んだ感想 こんなに心がザワザワする不思議な物語の台本を読む機会がなかったので、どんな台本が来るのだろうとワクワクしてました(笑)。実際読ませていただいて、すごくリアルだと思いましたし、それぞれのキャラクターに人間らしさが出てて面白いなと思いました! 台本を読んでから原作を読ませて頂いたのですが、絵で見てるとより盲目になってしまう点とか“分かるな~”と共感してしまいました(笑)。台本ではそんな原作の雰囲気を残しつつ、前を向ける気持ちにもなれ、でもちょっとザワっとする感じがたまらないなって思いました。 「週刊元恋人を作る」の魅力的なポイント 日常の中にある奇妙な物語だなと思います。大切な誰かを忘れられない体験をしたことがある方もない方もすごく身近に感じてもらえるんじゃないかなと思いますし、“そういう人いるわ!”と思える作品です。 視聴者の方へのメッセージ はじめて出演させていただきました。この“奇妙な物語”に登場する女の子として、皆さんにどう映るか緊張しますけど…楽しんで見ていただけたらうれしいです! 植田泰史(演出)コメント 原作を一読してストーリー、そして斬新な発想に魅了されました。元恋人のアンドロイドを毎週届くパーツで作る、これぞ“奇妙な物語!”です。撮影中は、ななみ役・髙橋ひかるさんの、時に切なく時に狂気を滲ませる演技に引き込まれました。元カレ役の竹財輝之助さんの、体当たり演技も必見です! 『週刊 元恋人を作る』のマガジンやパーツなど、スタッフがこだわって作りましたので、ディテールにも注目いただけるとうれしいです。ブラックな笑いで、元恋人への執着や切なさをパッケージ。“これぞ奇妙”な一本。是非、お受け取り下さい! [caption id="" align="aligncenter" width="640"] (左から)髙橋ひかる、富田鈴花[/caption] [caption id="" align="aligncenter" width="640"] (左から)髙橋ひかる、竹財輝之助[/caption]
リアルサウンド編集部