巨大テック企業の「レイオフの嵐」が従業員とのパワーバランスを変え始めた…Z世代エリート学生たちは何を選択するのか
生成AIへの注力は「求心力」になるのか
生成AIは今後、私たちの働き方だけではなく学校や社会のシステムにも大きく関与してくることになります。会社にとって大きなビジネスチャンスになる生成AIへの注力を打ち出すことで、分断化したアメリカで働く従業員を同じ方向に向かせることはできるのでしょうか。 政治的中立性を持つことは、政治に無関心でいることではありません。 企業で働く従業員は、意見交換の場として自分の信条を伝えることと、仕事に集中すること ── どちらかを選択しなければならないのか。 もし、そうなっていくのだとすれば、今まさに社会への態度表明をし始めたエリートZ世代は今後どのような選択をするのか、もしくはその両立は可能なことなのか。今後の動きに注目したいと思います。
石角友愛