最も稼いでいるのは? 欧州日本人VS韓国人、最新年俸ランキング17位。批判も多々? 移籍で1億超、日本の怪物
アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーする両国の選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグのクラブで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを順位ごとに紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月9日時点。
17位:鈴木彩艶(日本代表) 生年月日:2002年8月21日 推定年俸:93万ユーロ(約1億4000万円) 所属クラブ:パルマ(イタリア) 24/25リーグ戦成績:6試合7失点 サッカー日本代表のGK鈴木彩艶は、今夏にイタリアのパルマに加入し、推定93万ユーロ(約1億4000万円)の年俸を受け取っている。 かつて中田英寿が在籍したイタリアの名門パルマは、昨季セリエBで優勝して1部に復帰した。そのクラブがこの夏、750万ユーロ(約12億円)の移籍金を投じてベルギーのシント=トロイデンから獲得したのが鈴木である。 高額な移籍金で加入した鈴木は、開幕からレギュラーとしてプレーしている。第3節のナポリ戦でペナルティーエリア外に飛び出してボールを処理しようとした際に相手選手と接触し、結果的に退場を命じられた場面では批判もあったが、持ち前の鋭い反応によるビッグセーブは好印象を与えている。 一方で、鈴木の課題を指摘するイタリアメディアも出始めている。0-0で引き分けた第7節ボローニャ戦については、『ParmaLive』が「必要とされる場面でしっかり反応した」としつつも、「ハイボールへの対応は常に完璧とは言えない。後半にはボールコントロールでひやりとするシーンもあった」とし、10点満点で6点の採点を付けた。 この試合の0-0は、鈴木にとってセリエAでの初クリーンシートとなったが、チームは第2節のACミラン戦以降、勝ち星がなく低迷している。鈴木はレギュラーとしてプレーしているものの、手放しで絶賛されているわけではない現状だ。
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