ル・マンでサーキットの救急車に乗ることに! お土産は「カルフール」のレース関連グッズ、特にエコバッグがオススメです【みどり独乙通信】
テストデーの負傷が回復せず……
伝統のル・マン24時間レースは無事フィニッシュとなりましたが、ドイツ在住の池ノ内みどりさんがル・マン取材の裏側をレポートします。レース前に行われる車検とテストデーが終わると休息日となり、マシンの走行はありません。そんなテストデーの取材中、池ノ内さんは負傷してしまいました。メディカルセンターに行ってみると、なんと救急車へ乗ることに……。とんだ休息日となったようです。ル・マン市内のスーパーマーケット事情などを交えて、波乱の休息日をお伝えします。 【画像】レースファンなら欲しくなる! スーパーで購入できたル・マンのエコバックを見る(13枚)
医者に手厚くサポートしてもらうも効果なし
嵐の前の静けさといった感じでしょうか。公式テストが終わった月曜日と火曜日のサーキットでは着々と本番へ向けての車両整備が進められていました。水曜日からはフリープラクティスや予選が始まるため、その前に再びマシンは車検を受けたり、チームやドライバー、全車の集合写真の撮影のほか、ピット前ではドライバーのサイン会などがあり、走行はまったくなかったものの、サーキットは賑わっていました。 先日、公式テストの際にインディアナポリスのコースサイドにあった穴(腐った緑色のドロドロの水の中)に誤って後ろ向きで落ちてしまい、穴が深かったせいか右下半身がすっぽり落ちてお尻くらいまでびしょ濡れ。オマケにこの汚水でとんでもなく異臭を放ってメディアセンターに戻ったのですが、宿に戻ってすぐに汚い靴や衣服を洗い、シャワーを浴びると直径20cmほどの巨大な青あざと赤い傷ができていてズキズキと痛みます。持っていた痛み止めもあまり効かず、翌日は宿で安静にしていたのですが、やはり痛みはあまり引かず、サーキットのメディカルセンターへ行ってみることに。 まずは受付をして、しばらく待っていると救急スタッフの方が数名集まり診てくれることに。お互いグーグル翻訳で問診や痛みの状況を伝え、てっきり湿布か何かをもらって終了なのかと思いましたが……救急車に乗ってくださいと。サーキット内の別の医療センターへ搬送しますと言うではないですか。 なんだかとても恐縮でした。女性ドクターらが丁寧に診察してくれたのですが、骨にひびは入っていないようなので、痛み止めの錠剤をふたつその場で飲みました。せっかくもらったお薬でしたが、まったく痛みに効いてくれず、とんでもなく眠くなる始末……。私にはあわなかったようで残念でした。半日ほどをサーキットで過ごし、眠気が収まってからスーパーマーケットに寄って帰宅しました。
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