キリンビール福岡支社「キリン・地域のちから応援事業」で福岡県の8団体に対し助成金を贈呈
キリンビール福岡支社は今年度(12月期)、公益財団法人キリン福祉財団(三宅占二理事長)の選考を経て、全国 497 の団体の応募から、35都道府県計 139団体に総額 3841万円の助成を決定した。今回、同財団と共同で福岡県の8団体に対して総額224万円の助成金を贈呈する。 5月9日、オンラインで開催された令和6年度「キリン・地域のちから応援事業」贈呈式で、福岡支社の内濵嘉英支社長は「コミュニティの数だけ課題があり、その課題も多岐にわたることを再認識した。直接現場に携わる人だからこそわかることがあり、それを行動に移すことで地域の皆さんの笑顔につながっている。キリングループとして、こういうコミュニティの輪が更に広がるためのお手伝いができているのであれば大変うれしく思う」とコメントした。 福岡支社は「キリン・地域のちから応援事業」の助成を通じて、障がい児・障がい者、高齢者や児童・青少年、地域社会への福祉向上などに取り組んでいる。 「キリン・地域のちから応援事業」の助成は、地域やコミュニティを元気にする様々なボランティア活動を応援すべく、公益財団法人キリン福祉財団が2018年度から行っている取り組みとなる。 公益財団法人キリン福祉財団はキリンビールの創立75 周年を記念し、国際障害者年に当たる1981 年7月21 日にキリンビール社の拠出金(現在の出捐元はキリンホールディングス)で設立。2010 年に内閣府の認定を受けて公益財団法人となった。 なお、今回福岡県で助成採択を受けた団体名と事業名および助成金額は次の通り。 ①北九女子一歩会(北九州市戸畑区)“ひきこもり・生きづらさに悩む女性”応援事業(30万円) ②特定非営利活動法人カラフル・パレット(福岡市東区)出会い、繋がる。バリアフリー野外音楽祭とアート展の実現(30万円) ③いいづか人財育成グループ『ユリシス』(飯塚市)国際交流促進プロジェクト~外国人と伝統文化を体験しよう~(29万円) ④Nest(宮若市金丸)ママの子育てをサポートするためのフリースペース「Nest」(30万円) ⑤ふくおかフォスターサポートセンター(福岡市城南区)里親が企画・運営する『里親カフェ』イベントの開催(30万円) ⑥瀬高町修繕ボランティアの会(みやま市)高齢者・障がい者世帯を対象に建具の修繕を行っている(15万円) ⑦TRY-D.net(福岡市東区)ボードゲームを利用した困難を抱える若者とその家族の居場所事業(30万円) ⑧一般社団法人tatamama(福岡市中央区)多胎育児・多胎世帯向けの支援(30万円)