相武紗季 2人育児に奮闘も「誰にだって癖はある」子どもの個性を認めて育児がラクに
── キャパが増えていっていますね。 相武さん:半ば諦めの気持ちもあるかもしれません(笑)。でも私の性格的にはそれでよかったと思うんです。これまでは結構、型にはめて決めつけてしまうことが多くて、それはそれで楽ではありました。でも、子育てで感じた壁が、子どもたちがどんどん型から外れていく時に、イライラして自分の感情をコントロールできなかったことでした。そんな時も、「誰にだって、癖はある。私もそうだよね」と思うと、自分のことも肯定して認められるようになりました。今では、子育てをするうえで気持ちの持ちようはだいぶ楽になってきたと思います。
PROFILE 相武紗季さん スカウトをきっかけに芸能界入りし、2003年フジテレビ「WATER BOYS」で俳優デビュー。その後、ドラマや映画、CMなどで活躍。主な出演作に「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」、「リッチマン、プアウーマン」、「リバーサルオーケストラ」、「ラストマン -全盲の捜査官-」など。 取材・文/内橋明日香 写真提供/相武紗季
内橋明日香