「勝つのは不可能だった」 鈴木彩艶に1点止まりのミラン、指揮官は守備面に苦言…「姿勢やアグレッシブさに問題」
ミランのパウロ・フォンセカ監督が敗戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 【動画】鈴木彩艶にも阻まれ敗戦… パルマvsミラン ハイライト セリエA開幕節のトリノ戦をなんとか引き分けに持ち込んでいたミラン。24日の第2節では、日本代表GK鈴木彩艶が先発したパルマとのアウェイゲームに臨んだ。 ミランは開始2分に右サイドから崩されて失点すると、鈴木の好セーブにも阻まれ、1点ビハインドで折り返し。66分にポルトガル代表ラファエル・レオンとフランス代表DFテオ・エルナンデスの連携からアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックが同点弾を決めるが、77分に再びリードを奪われ、1-2の敗戦を喫した。 セリエA開幕から2試合勝利なしとなったフォンセカ監督。試合後には多くのチャンスを許した守備面を問題視している。 「うまくプレスをかけることができなかったし、守備面も非常に悪かった。チームとしても個人としても守備がうまくできなかった。だから勝つのは不可能だった」 「我々はデュエルでミスを犯し、プレッシャーゾーンや守備のゾーンに入るのが遅れた。多くのことがうまくいかず、パルマがたくさんのチャンスを作った今日のような試合で勝つのは不可能だった」 「主な責任はいつだって私にある。だが、守備の姿勢やアグレッシブさに問題があるのは明らかだ」 また、マンチェスター・シティやレアル・マドリー、バルセロナ相手に好成績を収めたプレシーズンも回想。本番との違いに苦しんでいるようだ。 「我々は良いプレシーズンを過ごした。だが、ビッグチームと対戦するのはいつだってより簡単なことだ。今はリーグ戦の現実を目の当たりにし、理解しがたい態度で臨んでいる。トレーニングではうまくいっていたが、試合ではすぐに失点する入りになってしまった。説明するのは難しい」
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